私が住んでいる地域では、充電式家電を処分するとき、自力で分解して充電池を取り外して処分しないといけません。
ただ、分解とはいってもどうすればいいのか。今回は、処分しようと考えているブラウンの電動歯ブラシの分解方法を説明します。
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分解時の注意点
説明の前に注意事項。家電製品を自分で分解した場合、保証対象外なります。処分目的の場合以外は注意が必要です。
たとえば、自力で充電池を交換する場合など、失敗した場合は保証対象外になるので、買い換えを余儀なくされることもあります。
- 分解したら保証対象外に
- 処分目的以外は要注意
オーラルBの電池交換はおすすめしない
オーラルBでは、充電池がガチガチに固定されているので、ハンダを使わないと取り外せない構造になっています。
自力での充電池交換は、やや手間がかかるため、素直に買い替えたほうが、時間的節約にもなっていいかなと思います。
ブラウンオーラルB分解で必要なモノ
今回は処分目的の分解になるので、動作不良になっても大丈夫。分解にあたり必要なものですが、本体と充電池スタンド、ニッパーです。
ニッパーがなければ爪切りを代用してもいいかもしれません。我が家にはニッパーがないので爪切りを使いましたw
- オーラルB本体
- 充電スタンド
- ニッパー
充電スタンドを使用し本体分解
分解というと数ヶ所にあるネジを外して・・・となりますが、オーラルBに関しては、ネジを外す工程は一切ありません。
まず、本体を充電スタンド置き、スタンドを支点にして、本体をグッと後ろに押してください。このときスタンドは固定。
パキッと音がして、本体の下の部分が外れます。この下部に充電池が収納されているので、引っ張りながら取り出します。
ケースから中身を取り出すとき、上部を下に押し出すようにすると、キレイに取り出せます。ちょっとしたコツです。
動画で流れを確認
各部のツメを外し充電池を取り出す
本体の中身を取り出せたらこっちのものです。処分するわけですから、多少力技で取り除いても大丈夫です!
まずは、各所にあるツメを外していき、充電池を取り出しやすくします。お尻の部分や基盤が見える部分などにツメがあります。
お尻部分のツメの外し方
まずはお尻部分ですが、ツメは手でカンタンに外せます。取り外したコイル状の部分を後ろに引っ張ると外すこともできます。
下部には細かい配線がありますが、手で引っ張るだけでブチブチ切れます。切れない場合はニッパーなどで切断します。
下部を取り除くと、充電池は金属板で固定されている部分が露出します。切りやすいよう充電池をグイグイ動かしてニッパーで金属片を切断。
基盤部分のツメの外し方
充電池に固定されている金属板は、両極面にあるので、もう一方も切断します。もう少しで作業終了なのでがんばりましょう!
お尻部分と流れは同じです。ツメを取り外して充電池が外しやすいように、どんどん部品を取り除いていきます。
ツメや部品を取り外すと基盤も取り外せるので、少し浮かして充電池をグリグリして金属片が取り出しやすいようにし、切断します。
思ったよりも大変な作業でした。分解なんて慣れてないので、取り外すとき金属片が指に食い込んだりして、痛かったです(涙
分解せずに小型家電は処分できないの?
こんなにも分解が面倒なら、充電池を外さなくても処分できないかと調べたら、地域にもよりますがあるにはあるようです。
小型家電回収ボックス
小型家電回収ボックスは役所がおこなっている回収サービスで、お住まいに地域によって回収してたりしてなかったりします。
市町村 | 主な設置場所 | 詳細情報 |
札幌市 | 市内施設36ヶ所に設置 | 詳細ページ |
仙台市 | 市内37ヶ所に設置 | 詳細ページ |
千代田区 | 区内18カ所に設置 | 詳細ページ |
横浜市 | 市内数ヶ所に設置 | 詳細ページ |
名古屋市 | 市内数ヶ所に設置 | 詳細ページ |
広島市 | 市内10カ所に設置 | 詳細ページ |
福岡市 | 市内数ヶ所に設置 | 詳細ページ |
電量販店回収サービス
もう一つは有料になりますが、ヤマダ電機、エディオン、ヨドバシカメラなどで行っている優良家電回収サービスです。
テレビや電子レンジなど知られていますが、電動歯ブラシなどの小型家電も回収対象になっていることが多いです。
各家電量販店回収サービス店名 | サービス内容 | 料金目安 |
ヤマダ電機 | 店頭回収、訪問回収 | 550円~ |
エディオン | 店頭回収 | 550円~ |
ケーズデンキ | 店頭回収 | 550円~ |
ヨドバシカメラ | 店頭回収 | 550円~ |
オーラルB分解処分方法まとめ
充電池は、お住まいの市町村のホームページなどに処分方法が掲載されていますが、多くの市町村では指定の回収場所に持っていくことになります。
また、大都市圏にお住まいであれば、分解不要で回収してくれるところもあるので、調べてみるのもいいかもしれません。
詳しくはお住まいの市役所のホームページや直接問い合わせてみてください。担当部署が分からない場合はメールがいいですよ。